右脳な舞・左脳な迷

微笑 中動作誤に常正 くし楽も日今 ありがとう

菊地成孔×茂木健一郎 公開対談(アップルストア銀座)

 守秘義務  グーグル  
 今現在一番気になる2人の超人、鬼才。

*在野のクラシック作曲家・指揮者・研究家としての覚え書き(対談内容とは無関係)*
ヨーロッパのクリック(インテンポ)信仰なんて幻想。少なくとも第2次大戦後の話だ。それも画一的な初等音楽教育が普及したり、録音技術によってクラシック音楽を商業化しようとした弊害≒必要悪として幻想が拡まっただけだ。モーツァルトは「左手はインテンポをキープ」なんて言ってるし、ドビュッシーだって「M.M.(BPM)は曲を開始する時の気分だ」と言ってる。アゴーギクについて思い巡らさないクラシック音楽家はカスだ。「インテンポ」とか「楽譜に忠実」とか宣ふ輩は自らの無知を晒しているようなものだ。自分の凡才と不勉強を棚に上げて「クラシックには(特にオーケストラ曲には)即興の入る余地がない」なんて言うやつには、モーツァルトベートーヴェンマーラーも演奏する資格が無い。
ただね、クラシック演奏家の90%はそんな事まーったく気にしてない偽物だから、真摯に研究実践している人から見れば「誰が才能ある10%の音楽家なのか」は火を見るよりも明らかだ。クラシックの怖い所は、名曲はそれが既に音楽的な存在を獲得しているので凡才でも一所懸命演奏すれば感動する事があると言う事だ。怖い怖い さらに怖い事に・・・