読売日本交響楽団（サントリーホール）

　読売日本交響楽団　第482回名曲シリーズ
ミャスコフスキー／交響曲第３番 イ短調 作品15
ショスタコーヴィチ／ヴァイオリン協奏曲第１番 イ短調 作品77
チャイコフスキー／幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』作品32
　アレクサンドル・ロジェストヴェンスキー（ヴァイオリン）
　ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー：指揮

　＊あれれ＊
このコンサート、ネットで買えるチケットはほぼ売り切れてたのに、客席は空席が目立ち、せいぜい65％の入り。名曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』聴けるんだよみんな！

　＊ミャスコフスキー＊
曲は２つの部分に分かれていて第２部の方はなかなかいい感じだった。ちょっとフランクの交響曲を思い出したけど。ぃゃ似てるというのではなく、一部分のメロディの一部分が同じ？（笑）管楽器の編成は3333-6331。『名曲』シリーズにこの曲はどうかな、、そもそも名曲って、、

　＊ショスタコーヴィチ＊
近現代のヴァイオリン協奏曲って大概の曲が微妙。この曲もノクターンから始まるんだぜ。私がこの曲のデモテープをポップスの先生の所に持っていたら、即却下だろうな、ムリ。第２楽章スケルツォのデモテープを持って行ったら先生キョトンだろうな、最高。第３楽章のデモテープを演歌の先生とこ持って行ったら「君の心は伝わってくるが、売れない。ダワレコの＜静かの海＞店ならチャートインするかもね」ぐらい言ってくれるかな。でも好きなんです。ロック先生は第４楽章ぐらいは褒めてくれるかな。「ユー、クレイジー」とか言って。ガルネリは良い音してた。ソロがヴァイオリンと言う事もあり、TpとTbのない３管編成（3333-4001）。そのかわりハープ２台とチェレスタあり。

　＊チャイコフスキー＊
私はチャイコフスキーの曲の中でもこの曲が大好き。中間部のクラリネット（藤井さん）のソロも絶品、6/8拍子で２拍子と３拍子が交錯する難曲、特に６拍目にアクセントのある『嵐』の音楽もなかなかいい演奏をしていた。こりゃ明日の同プロも行きたくなるかも、とドキドキトリップしていたら、コーダの手前でカット？カットカット！　呆然唖然顎が外れる瞳孔開く六本木を彷徨う。たしかにチャイコフスキーはくどいよ。でもそりゃないよゲンナジーしどい。しかも冊子の解説にもそんなこと一言も書いてないし。しどいひどい。交響曲の一部分カットしたら暴動起こるぞ。幻想曲ならいいのか？所詮幻想なのか？フランチェスカ姫が旦那の弟と浮気して旦那に殺されて地獄に堕ちる曲だからちょっとカットしたのか？閻魔大王に訴えてやる！　まぁ、来月にもこの曲聴けるからいいか。よくなーい。このコンサートでこの曲を知った人に間違ったイメージを与えた罪は大きいぞ。フランチェスカ姫のファンぃゃチャイコフスキーのファンとして全世界の中心で真実を叫ぶ。今日明日、読売日響が演奏した『フランチェスカ』は魅力の一部をカットしてるぞ！音楽詐欺だぞ！（笑）
（思い直して、一部書き直しました。なんか、一晩経つと、幻想に思えてきました、笑、カットなんかしてなかったかも？いやー。私が本当にトリップしていたのか？意識障害起こしたのか？今日の演奏会に確かめに行きたくなってきた。笑　＝５日記す）