やりおる。92年録音のベルリンフィルとのモーツァルトの交響曲集を聴いたのだが、なるほどベルリンフィルがアバドの次の指揮者にサイモン・ラトルを選んだのは自然な流れだと納得できる。そんな面白いモーツァルトだ。アバドは後(99-00年)にベルリンフィルと、それは素晴らしい、小沢征爾さんとは比較にならない程素晴らしいベートーヴェンの交響曲全集を録音しているが、こんなに素敵なモーツァルトならもっと録音して欲しい。今、現代楽器を使うオーケストラでモーツァルトの交響曲第25番や第31番やポストホルン・シンフォニーを聴きたいならアバド/ベルリンフィルがベストチョイスかも知れない。アーノンクールがベストだよ、と言う方。その意見に異議はびた一文ございません。
不覚だった。amazonで調べるとかなりの録音がある。でも全部在庫切れだ。.comなら買えそう。
えっと、ロンドン響とのモーツァルトはお薦めしません。