右脳な舞・左脳な迷

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米国務長官「3人を誇りに思うべき」(News i)

パウエル国務長官の発言中、「誇りに思うべき」との箇所が誤訳であるとの指摘を頂き、確認出来るまで、この項目へのコメントは削除します。誤訳である場合のマスメディアの作為の検証のためリンクは残します)
この「日本の人々は誇りに思うべきだ」との訳文は16日のasahi.comの当該記事からも削除されている。なぜだろう?
コメント頂きましたページから引用します。
Colin L. Powell On Release of Japanese Hostages(原文)

And so I'm pleased that these Japanese citizens were willing to put themselves at risk for a greater good, for a better purpose. And the Japanese people should be very proud that they have citizens like this willing to do that, and very proud of the soldiers that you are sending to Iraq that they are willing to take that risk.
リンク先で原文を読む限り、誤訳と言う程ではないかと思うのですが。
ただパウエル国務長官は、リスクを承知で行動した彼らを自慢すべきだし、派遣した兵士も自慢すべきだ。と、NGOやジャーナリストと自衛隊を同列に話していたので、さすが戦争を繰り返してきた国だと感じました。今回の事件で自衛隊を撤退しづらい状況になったのは事実でしょうし、米国にとって自衛隊や日本のNGOも占領統治にはありがたい存在なのでしょうね。
また、「人質になっても、危険を冒したあなた方に落ち度があるとは言えない」と言っているのは、なんとか責任逃れしようとしている政府と対照的だと感じました。つまり、日本政府は戦地へ兵士を送っている自覚がないんでしょうね。
さて、私たちは彼ら3人を誇るべきだろうか?
結果的に、高遠さんは、自らイラクに於いて行ってきた活動によって自らの命を救った。との見方がある。私は心情的にはこの見方は正しいように思える。平和国家であるはずの日本が国際社会(?)で生き残って行く為には、高遠さんに代表されるようなNGOの活動は不可欠な物であると感じる。
(追記)朝に誤訳とのコメントを頂いてから、何回となく原文を見てみましたが、夕刻になってからTBSの訳は、なんか怪しいような箇所もあるように思えました。特に上に引用した部分の次の段落があやしい。ような気がします。