「室内楽の殿堂」として音楽ファンに親しまれた日本大学カザルスホール(東京・御茶ノ水)が、同大キャンパス再開発のため、2010年3月末で閉館することが4日、明らかになった。同大では現在の建物を取り壊す方針とみられる。ま、首都圏はいいホールが多いから三つや四つ無くなっても影響なしか?
同ホールは、主婦の友社が日本初の室内楽専用ホールとして、名チェリストのパブロ・カザルスの名前を冠して1987年に開館。設計は建築家の磯崎新氏で、97年にはドイツ製パイプオルガンも設置された。
2002年、同社の経営難から日大に売却され、一時閉館したが再オープンし、学内行事のほか貸しホールとしてコンサートに使われていた。 同大では「パイプオルガンをどうするかなどは、まだ未定」としている。
(2009年2月4日12時54分 YOMIURI ONLINE)
嗚呼、首都圏で唯一ステージに立ったホールだけに寂しい。