右脳な舞・左脳な迷

微笑 中動作誤に常正 くし楽も日今 ありがとう

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 2008年「15m超津波試算」 東電 非公開の内部資料入手(TBS News-i)

 東電は、これまで大津波を「想定外だった」などと説明していますが、JNNは、事故が起きる3年前の2008年に、「高さ15.7メートル」の津波が来るという試算結果が記された東電の内部資料を入手しました。津波のシミュレーションも記されています。また、職員向けの資料には「津波対策は不可避」とも記されていました。

 安倍首相が原発事故前に「全電源喪失はありえない」と地震対策を拒否していた
 福島原発の事故に関して安倍首相はきわめて直接的な責任を負っている。第一次政権で今と同じ内閣総理大臣の椅子に座っていた2006年、安倍首相は国会で福島原発事故と同じ事態が起きる可能性を指摘されながら、「日本の原発でそういう事態は考えられない」として、対策を拒否していたのだ。これは明らかに不作為の違法行為であり、本来なら、刑事責任さえ問われかねない犯罪行為だ。(LITERA)
 想定外の原発事故は数年前から想定されていた(BLOGOS)
 安倍首相、原発再稼働方針に「変わりはない」(TBS News-i)
原子力発電の再稼働については、原子力規制委員会が科学的・技術的に審査し、世界で最も厳しいレベルの新規制基準に適合すると判断した原発のみ、その判断を尊重し、地元理解を得ながら再稼働を進めるというのが政府の一貫した方針であり、この方針には変わりはありません。
 世界一厳しい「新規制基準」が、世界一アブナイ理由
 フクシマ原発事故が起こったので、原子力規制委員会原子力規制庁はガラッと態度を変えて、原発大事故が起こることを認めました。 そのときにどう対応するかというのが「新規制基準」です。  みな勘違いしていますが、大事故を未然に防ぐという基準ではないですよ。  原発は「シビアアクシデント」を起こしうる、周辺地域に放射性物質を大量放出する可能性がある、と彼らは認めているのです。  原発潜在的に極めて危険であることを認めたというのが、「新規制基準」の基本的立場です。  これは、重大事故は起きないと言われ続けてきた周辺住民にとって、命にかかわる重大な契約違反ですよ。(DIAMOND online

 安倍晋三の「世界で最も厳しい基準」は、まっ赤なウソだった!
 日本の規制基準は世界一どころか世界標準にも遠く及びません。ヒットラーの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスが「何度でもウソをつけば、それがやがて真実として受け入れられるようになる。ウソは大きければ大きいほど、真実として受け入れられやすい」と、ドイツ人を欺いた手法と同じですね。(DIAMOND online
 再稼働で揺れる川内原発地震対策は、まったくなっていない!
 中央構造線もそろそろ動くだろうと見られている。川内原発は不幸にして、その日本最大の活断層の上に建っているのだから、そもそもこんな場所にあることが間違いなのだ。 中央構造線が動けば、マグニチュード8という内陸型地震として最大の揺れに襲われる。しかも、大地震原発の直下で起こるのだから、東日本大震災で、至るところが破壊された福島第一原発とは比較にならない巨大な揺れに襲われるのである。 原子力発電所の敷地そのものがはね上がるので、耐震性も何もない。原発ごと吹き飛ぶ大惨事となる。(DIAMOND online

PDF 佐藤 暁/世界水準と日本の原子力の位置(『科学』2015年7月号)
 がむしゃらに再稼働を目指した対応だったため、多くの重要で難しい問題が未着手、未解決のまま放置されてしまったからです。 厄介な問題をそっくり残したままでも、簡単な ことから取り組み、目に見えるものの進捗だけをアピールすることで、世界最高水準に躍り出たと宣言すれば、多くの国民は、「さすが日本人」と喜び、誇りに思い、それを信じたかもしれません。しかし、OECD/NEA の報告書も指摘したように、そのような自己満足や国民に対する欺瞞こそが、福島事故を引き起こした大きな原因でした。

 原発再稼働を考えるために
  『科学』掲載論文から、原発再稼働に関連して特にご紹介したい論文を特別に無料公開します。(『科学』電子版)
 PDF 伊東良徳/再論 福島第一原発 1 号機の全交流電源喪失津波によるものではない

 『見捨てられた初期被曝』関連情報ページ(『科学』)
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