富士電機スーパーコンサート
メシアン/忘れられた捧げもの
ラヴェル/ピアノ協奏曲 ト長調
(アンコール)シューマン/『子供の情景』から
第12曲「眠っている子供」
第13曲「詩人の話」
J.S.バッハ/パルティータ第6番から アルマンド
ダヴィッド・フレイ(ピアノ)
ストラヴィンスキー/バレエ『ペトルーシュカ』(1947年版)
(アンコール)ビゼー/『子供の遊び』から ギャロップ
シベリウス/悲しきワルツ
ビゼー/『アルルの女』から ファランドール
パーヴォ・ヤルヴィ 指揮
パリ管弦楽団
この秋の芸術週間は先週のベルリンフィルで華々しく打ち止めの予定だったが、なんとパリ管に当日券が出そうなので急遽サントリーホールへ。空席がチラホラ、もったいないよ、高価だけど。素晴らしいのなんの。世界最高のペトルーシュカを聴かせて頂いた。クラリネット首席はパリ音楽院教授のフィリップ・ベローさんだろうか?全く素晴らしかった。バスーンのジョルジオ・マンドレージさんも素晴らしかった!美しく輝かしく大きな音のフルートはヴィンセントさんかヴィセンスさんかどっちだろう?上手いオーケストラは和音が美しい、トゥッティの残響が美しい。その美しさに於いてパリ管弦楽団は間違いなく世界有数のオケだと言える。その輝かしさはストラヴィンスキーのオーケストレーションにピッタリだ。この素晴らしく輝かしい音色が私の記憶の中にしか存在しないというのは何と贅沢な事だろう。こんなニュアンス溢れた演奏はCDでは聴けないのだ。こんな素敵なコンサートの当日券を残しておいてくれて本当にありがとうございました。さて、昨夜録画しておいたNHK-BSのパリ管弦楽団を観て今日の演奏を思い出そうか。