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なんじゃそれ _神崎氏「オランダ軍援護可能」(朝日新聞)

 公明党の神崎代表は英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューに対し、イラクへの自衛隊派遣に関連して「自衛隊がオランダ軍を助けられないのは奇妙な現象だ。国際法に基づく限り、オランダ軍を助けることは、憲法改正ではなく解釈で可能だと思う」と述べた。サマワで治安維持にあたるオランダ軍が攻撃を受けた場合、現行法でも自衛隊が援護できるとの認識を示した。10日付の同紙が伝えた。
 神崎氏は「イラクでの自衛隊の限定的な行動を支持するのであり、憲法の理念の全面的な見直しを支持するものではない」とも語り、憲法が禁じる集団的自衛権行使との関係や、どのような法理論のもとで自衛隊の援護が認められるのか、などには言及していない。
あなた方の見解には、あきれかえる。情けない。自ら制定し施行した法律を無視した発言を繰り返すあなた方が一番『奇妙な現象』だ。
イラク特措法第2条第3項によると「自衛隊の支援活動については、現に戦闘行為が行われておらず、かつ、そこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われる事が無いと認められる地域において実施する」筈である。そもそもオランダ軍が攻撃を受けた場合、特措法によりその地域から撤退しなければならない。それが非現実的なら特措法を作り直せ!
小泉首相は「自衛隊派遣に反対する国民の中にも自衛隊の活動に声援を送ってくれている人は沢山いると信じている」と言うが、反対する国民の気持ちを代弁する様は、まるでファッショだ。ファシズムだ。とても恐ろしい。自衛隊派兵によりサマワの治安はどんどん悪化するだろう。そうならない事を祈る。せめて、日本の軍隊がイラクの民間人を殺傷しない事を切に祈る。彼らには味方になる政府も法律も無いのだ。