イランのラリジャニ国会議長は28日、日本訪問中に長崎市の原爆資料館を見学した感想についてイラン国会で演説し、第2次大戦中のナチス・ドイツのユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)になぞらえ「原爆投下こそが米国が引き起こした真のホロコーストだ」と述べた。イランのメディアが報じた。まったくその通りだ。
27日の長崎初訪問についてラリジャニ氏は「日本にとって最も悲しい出来事の一端を知る機会だった」とした。その上で「広島に原爆を投下して核兵器の影響の大きさを知りながら、長崎にも落とした」と米国を批判。ホロコーストよりも、米国の核兵器使用を問題にするべきだと指摘した。
アメリカ軍による日本本土への攻撃は、明らかにジュネーブ条約違反の戦争犯罪であり、その、人を人と思わない大量虐殺の酷さはアジアのホロコーストと言うべきだろう。日本人はアメリカにマインドコントロールされているフリをしつつも、このことを忘れてはならないと思う。