東芝グランドコンサート2010
シベリウス/交響詩『エン・サガ(ある伝説)』作品9
チャイコフスキー/ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 作品23
(ピアノ・アンコール)ショパン/ノクターン 嬰ハ短調(遺作)
アリス・紗良・オット(ピアノ)※※
ドヴォルザーク/交響曲第9番 ホ短調 作品95『新世界より』
(アンコール)ドヴォルザーク/スラブ舞曲 第8番 作品46-8
滝廉太郎/組歌『四季』から第1曲「花」
サカリ・オラモ 指揮
ロイヤル・ストックホルムフィルハーモニー管弦楽団
袖からアリスさんとオラモさんが出て来たが、オラモさんは指揮台に乗るなり「It's moment」(Just a moment か?)みたいなこと言ってスコアを取りに戻った(笑)お陰で客席も和み、過度の緊張なくチャイコフスキーを楽しめた。演奏はそれは素晴らしかったよ。ダイナミックに繊細に弾き切りました。第1楽章が終わった所で拍手が沸き起こりました。いや私も拍手したかった。ホールトーンが良いのか座席が良かったのか、スタインウェイはとても美しい音色・響きをしていました。アリスさんは日本語で「ショパン ノクターン 嬰ハ短調」って言ってアンコール弾き始めました。後半も2曲もアンコールがあり、2曲目はオラモさんが「Japanese song HANA」とか言って滝廉太郎さんの『花』が演奏されました。誰の編曲だろう? 絶品とはいかないが、なかなか可愛い編曲でした。コンサートの後、CDかパンフレット購入者はサイン会に参加できます、との事だったので、オラモさんに聞いてくれば良かった。2階はサイン会を待つ人で長蛇すし詰め状態だったので、この最後尾に並んだら夜が明けるなと思い断腸の思いで断念しました。10時閉店のス−パーに寄りたいし、とか思ってホールを出たら既に9時45分でした。